DONIKIダンイキー

DONKI

ダン・アイキーを聴くことは、レゲエ音楽のユニークな声を体験することだ。キングストン12の有名なトレンチ・タウンのコミュニティーで、1966年8月 11日に生まれたダン・アイキーことドナルド・ウィリスが最初に感化され、歌い始めたのは、ケン・ブース、ザ・ウェイラーズ、ウェイリング・ソウルズ、ブラック・ウフルなどを聴いたときだった。16歳までにダン・アイキーは、ラブ・チャイルド、ユース・マン・プロダクション、ロマンティック、キラマンジャロなどのサウンド・システムをひいきにしていた。1985年、彼は最初のレコーディング「ヒッキー(Hicky)」を行い、この際にダン・アイキーの名前を得ることになった。「ぼくは音楽のメッセンジャーだ」。そして彼の世界へのメッセージは「平和を守り、快適な生活をし、核と汚染とデム・デー・ティン・デー(その他諸々)をなくすこと」だ。しばらく落ち着かない時期を過した後、彼はスター・トレイルに入り、2、3のリリースを行ったが、本来使命を担った男としてここで時間を浪費することなく、やがてカリアング・ミュージックに身を寄せた。ここで事態が変わり始めたのだ。子ども時代の友人ステディー・ランクスとともに作った最初のアルバムは「再び神を賛美せよ(Praise Jah Again)」というタイトルで、カリアングがプロデュースした。ダン・アイキーはカリアング・ファミリーが彼の作品を世界的に知らしめる手段になったと言い、実際カリアングとともにイスラエル、コートジボアール、イタリア、ドイツおよびフランスのツアーを行った。彼はトレンチ・タウンのレーベルで2枚のシングル、「スタンド・アップ(Stand Up)」と「神の子どもたち(Jah Children)」をリリースしていたが、これらは現在カリアングが配給している。ダン・アイキーは、仕事を続け、皇帝陛下ハイレ・セラシエ1世の言葉を広め続けるつもりだと言う。2004年、ダン・アイキーはカリアング・レーベルで最初の12トラックのソロ・アルバム「ラディカル・エクスプレッションズ(Radical Expressions)」を完成した。「スタンド・アップ」と「神の子どもたち」が収録されるこのアルバムはすでにジャマイカと日本でかなりのヒットとなっている